日本マイクロソフトが2017年6月に発表した「Surface Pro」のレビューです。
スペックや性能比較も大事ですが、使用感をメインにお伝えしたいと思います。
最新の「Surface Pro 6」については、別の外観レビュー記事をご覧ください。
目次
Surface Proとは?
マイクロソフトが2013年から販売している、タブレットにもノートパソコンにもなる「2in1」と呼ばれるスタイルのパソコンです。
Surfaceの読み方は「サーフェス」がマイクロソフト公式の表記になっています。「サーフェイス」ではないので、調べるときには、サーフェスで打ち込んで見てください。
使用したのは5代目になる「Surface Pro」で、以前はSurface Proの後に数字がついていてSurface Pro4とかSurface Pro3となっていました。
なのでネットを見ると「Surface Pro5」や「Surface Pro(2017)」と呼ばれています。
最新の「Surface Pro」は、Windowsのフル機能が使用できるタブレットとして使用できます。また、画面が大きい(12.3インチ)のでオプションのカバー兼キーボード(タイプカバー)をつけると、まるでノートパソコンのように使用することができます。
重さは、Surface Pro本体が「約770グラム」、カバー兼キーボードのタイプカバーが「約310グラム」なので、セットにすると「約1080グラム」で1キロちょっと。
1キロぐらいなので、なんとか毎日持ち歩くことができる重さです。
1キロを切るノートパソコンやタブレット端末もありますが、画面の大きさを考慮すると非常に重たい機種ではないので許容範囲内かな?と思います。
また、LTEモデルの設定があります。SIMフリーになっているので、日本国内の通信業者はもちろん、海外のSIMも使用できる「Surface Pro LTE Advanced(GWM-00009)」もあります。
「Surface Pro LTE Advanced」については、別の記事がありますので詳細はそちらをご参照ください。
Surface Pro 良いところ1 スタンドが改良され画面が見やすく
タブレット端末を購入すると、ほとんどの方がスタンド付きカバーなどを購入すると思います。
私も、よくスタンド付きカバーを購入して使用していますが、スタンドの角度が高く動画を見るには最適ですが、文字を打つには角度が高すぎる場合があります。
その点、Surface Proのスタンドは、角度が自由に変えられ、かなり平らになるぐらい倒れます。
もちろん、ペンで絵が描きやすいための改良ですが、キーボードなしの状態で文字を入力するときもとても入力がしやすいです。
なお、スタンドの後ろ側には、microSDXC カード リーダーがあります。
デジカメや、スマホからのデータ転送が高速になります。
良いところ2 ペンが改良されてお絵かきが楽しく
「Surface ペン」は、普通のペンの機能だけでなく筆圧検知をしてくれます。ちょっとした手書きのメモなどはもちろんのこと、筆圧検知を使用したクレヨン・筆を使用したお絵かきは感動しました。
Surface ペンにはマグネットがあるので、Surface Pro本体にくっつけることができます。ペンがどっかにいかないので何気ない配慮がうれしいです。
未就学児には、たまらなく楽しいタブレットですよ。小さいお子さんがいる家庭では、家族で楽しめるタブレットになりますよ。
↑ペンの後ろ側でこすると消しゴムの機能が働きます。線が消えてますよね。
もちろん、プロの漫画家さんの使用に使えるほどの実力があります。マイクロソフトの特集ページ「絵描きの三種の神器」では、Surfaceでイラストを描くコツが動画で公開されていますよ。
なるほどなぁ、と感心するすると同時になんかSurfaceでイラストが描けそうな気になります。
良いところ3 キーボードは冷たくない・熱くない
オプションのカバー兼キーボード「Surface Pro Signature タイプカバー」は、キーボード面と裏面?にAlcantara®(アルカンターラ)という素材が使用されています。
東レの子会社であるイタリアのアルカンターラ社では、高級素材Alcantara®をポルシェなど高級車や航空機の内装素材として販売しており、スマホ(Galaxy Note8)のカバーにもAlcantara®が採用されています。
スウェードのように手触りがよく、毛羽立ちがないです。Surface Proの大事な画面をカバーしてくれるほか、キーボードの手を置く場所(パームレスト)にもAlcantara®が使われています。
Surface Proの本体は、マグネシウム合金製で触ると冷たいのですが、タイプカバーを付けるとAlcantara®の部分が冷たくなく、すぐに室温になじみます。
Core i5モデルまでは、本体にファンが内蔵されていません。
カフェや新幹線の車内、飛行機の機内など静寂性が必要とされる場面では大きなポイントですね。
キーボードを使用するときには、少し傾けて使用することが出来ます。
ノートパソコンでよくあるような、パームレスト部分が熱くなって不快になることがありません。
キーボードバックライトも付いているので、暗いところだと自動点灯します。
飛行機の機内で作業する際にも見やすいので便利です。
良いところ4 画面が広い!
液晶画面の大きさは、12.3 インチでアスペクト比3:2の比率になっています。
なお、本体のサイズは、20.1センチ x 29.2センチなので、A4クリアファイル(22センチ x 31センチ)よりも小さいですよ。
液晶の解像度は高く、2736 x 1824 ドット(267 PPI)です。フルHD1920 x 1080ドットよりも解像度が高いので広いデスクトップで、ネット画面を見ながらほかのアプリケーションを使うことも出来ます。
Yahoo!も、一つの画面にすべて表示させることが出来るほど解像度が高く、一覧性が高いのでWebで資料を見ながらレポートを書くことが出来るのが良いポイントですね。
コンパクトなサイズですが、液晶の性能が高いのでメインのPCとして十分に使えますよ。
残念なところ 初期費用が高い
Surface Proは、最安のFJR-00014(Intel Core m3/128 GB/4GB RAM)で、114,260円(税込)となっています。
また、キーボードタイプカバーが20,952円(税込)でペンが12,744円(税込)ですから合計が147,956円。
セットにすると、それなりの金額になります・・・
その代わり?付属のOfficeが「Microsoft Office Home & Business Premium」です。
パソコンのバンドル版でも30,000円ぐらいするものが標準添付になります。
このOfficeと高精細なタッチ対応液晶がSurface Proのおススメのポイントです。
オンラインストアで購入すると送料無料と30日間の返金保証もあるので気になる方は、こちらをご覧ください。→Microsoft Store(マイクロソフトストア)
Surface Proキャンペーン情報 2018年2月21日更新
Surface Pro タイプカバープレゼントキャンペーン 2018年3月31日まで!
下記の対象機種を購入の場合、Surface Pro タイプカバー (ブラック)がプレゼントされます。
無料ですよ。太っ腹です。さらに、「Surface Pro Signature タイプカバー」も追加料金が必要ですが、こちらも選べます。期間限定(2018 年 2 月 19 日 ~ 2018 年 3 月 31 日)なので検討されている方は、ぜひこの機会に!
さらに、下記の「学生優待プログラム」と併用できます!大学生はオトクですね~。
(ちなみに、タイプカバーが貰えると「Microsoft Surface Laptop」との価格差がなくなるので、非常にSurface Proにしようか、迷ってしまいます。)
大学生向け割引、学割があります
なんと!学生は「学生優待プログラム」があり、 Surface Pro Signature タイプカバーの同時購入が必要ですが10,000~40,000円のキャッシュバックがありますので、学生の方は絶対オトクなので検討されてもいいかもしれません。