東京(成田)→台北(桃園)でエバー航空のプレミアムローレルクラス(ビジネスクラス)に乗りました。便名は、BR197便(14:15発)です。機体記号はB-16335でした。成田空港には、エバー航空のラウンジがないのでANAのラウンジを利用します。出発時間帯はあまり出発便が多くないせいか、空いていました。出発30分前なので、ビジネスクラスのほうから機内に行きます。
目次
シートはこんな感じ、エンタメは高機能!
近距離ですがライフルフラットシートです。隣席とのパーテーションがそれなりにあるので、プライバシー感があります。東京(成田)→台北(桃園)の飛行時間には十分なシートですし、リクライニングのポジションもいいので、食後の休憩や映画鑑賞もリラックスして楽しめました。
10Kという後方窓側を選びました。アメニティとしてスリッパが座席に用意されていました。
シートコントローラーはこんな感じで、直感的でわかりやすいです。ランバーサポート(腰のサポート)もしっかり効きます。
機内はこんな感じです。オーバーヘッドビン(上部の荷物棚)は、30席に対して24個あるので容量は十分です。エバー航空は、ビジネスクラスに限り、機内持ち込み手荷物が2個まで持ち込み可能なんです。今回は持ち込み1個でしたが、この点は他社より優れてますね。
モニターは15.4インチで明るく、高精細で視野角も広いです。リクライニングをほぼ水平にしても、映像が見れます。
シートをリラックスポジション?にすると、すごく楽にモニターが見れます。タッチスクリーンにもなっているので、モニターを直接触っても操作できました。
機内エンターテインメントシステム(IFE)は、Panasonic Avionics Corporation(パナソニック アビオニクス)社製のシステムを採用していて、手元のタッチ液晶コントローラーでメニュー選択したり、ゲームが出来たりします。USBポートがあるのでスマホの充電のほかに、USBにあるファイル(音楽・文書ファイル)の再生もできます。
三角の形をしたのは、ノイズキャンセリングヘッドホンのプラグです。前方なので、もともと機内騒音は少ないのですが、使用するとクリアな音楽・音声で聞くことが出来ました。
メインテーブルは、十分なスペースがありノートパソコンを広げても問題ない広さです。折り畳み式ではないので、ぐらつくことはありませんでした。機内食のトレーもそれなりに大きいですが、狭さは感じませんでした。中央のカクテルテーブルの下にはノートパソコン用電源もあります。
離陸前には・・・
搭乗後、まずはウェルカムドリンク。シャンパン、オレンジ(手前)、パイナップル(奥)、お冷からの選択。パイナップルが用意されているのは、台湾のエアラインだなぁと感心します。
離陸前にメニューとドリンク(ワイン)リストが渡されました。選ぶ時間はそれなりにあるので、ウェルカムドリンクを頂きながら選べます。ホームページからは、機内食の事前予約ができ、オンライン限定メニュー(2~3種類)もあるのでチョイスとしては多いほうです。
伝統的中華惣菜:牛すね肉の煮込み、グリーンチリ添え、キンモクセイ香味さつま芋、中国酒風味蒸しチキン
スープ:牛肉スープ(塩味)
メインコース:蝦のラー油炒めワンタンメン
デザート:ペストリー 芋餡入り
中国茶
台湾に到着する前から、鼎泰豊が頂けるのが素晴らしいですね。以前はメインに、小籠包がありましたが、最近はワンタンメンに変更になったようです。中華の牛肉スープは以前からあるのですが、うまみがある奥深いスープで、非常におススメです。
前菜:ローストビーフカボナータのイタリアンパセリ西洋わさびクリーム
メインコース:2016年8月 銀鰈(カレイ)のソテー マスタードクリームソース ミックスベジタブルと共に
2016年9月 豚ロースのチーズパン粉焼き ローストポテト添え
スイーツ:フレッシュフルーツ
ヨックモックの洋菓子(シガール、ドゥーブル ショコラオレ)
コーヒー/紅茶
前菜:桜鱒小袖すし、豚肉煮凍り 杏子シロップ煮、枝豆ちぎり揚げ
向付:無効付け:的鯛昆布〆
小鉢:ゴーヤと豚肉の和え物
煮物:茄子の揚げ浸し
台の物:2016年8月 牛肉野菜餡
2016年9月 揚げ鶏の旨味餡
御飯:御飯、味噌汁、香の物
緑茶:ヨックモック(シガール、ドゥーブル ショコラオレ)
ここで何を食べるか考えますが、う~ん、どれもおいしそう。
日本出発なので、ここは手堅く日本食(和食)にしてみました。和食をプロデュースしたのは京都にある「京料理 なかむら」というお店。こちらのお店はミシュランで三ツ星を取っているお店だそうです。期待できますね。(連れは洋食にしていました)
種類が豊富なドリンクサービス
機体が水平姿勢になったら機内食の準備が始まりますが、その前におつまみとドリンクが出てきます。エバー航空のドリンクメニューは、短距離にも関わらずとても種類が豊富です。(ドリンクメニューを撮影するのを忘れました・・・)和食にも合いそうな、獺祭(純米大吟醸50)にしようか迷いましたが、今回はシャンパンをいただきました。
いよいよ機内食
和食はワンプレートで出てきました。短距離なので、このほうが逆にゆっくりいただけます。こちらは、2016年8月のものです。2016年9月は真ん中の台の物が変わるそうです。(8月:牛肉野菜餡、9月:揚げ鶏の旨味餡)
「京料理 なかむら」のメニューになって以降、和食の味が以前より上品かつおいしくなりました。ANAケータリングサービス(ANAC)が調理しているので、ANAに似ているようですがエバー航空もおいしく頂けました。
最後に、緑茶とヨックモックのお菓子が出てきました。
連れの洋食、前菜のお皿です。先に写真を撮りましたのでパンがない状況です。左側のお皿はパンをのせるもので、ガーリックトーストなど3~4種類のパンがありました。真ん中にあるのはローストビーフカボナータのイタリアンパセリ西洋わさびクリームです。
メインはこちらです。
2016年8月:銀鰈のソテー マスタードクリームソース ミックスベジタブルと共に(写真)
2016年9月:豚ロースのチーズパン粉焼き ローストポテト添えに変わるそうです。
鰈(カレイ)の洋食という珍しい、メインコースです。煮つけとかで頂くことが多いですが、洋食でもおいしく頂けました。肉厚なので、食べごたえも十分でした。
最後に和食同様、ヨックモックのお菓子がついていました。
機内にエスプレッソマシンがあるようなので、カプチーノを頼んだらこれが出てきました。上にのっているのはシナモンパウダーです。先ほどの、ヨックモックのお菓子と一緒に頂きました。
ビジネスクラスの機内食は2か月ごとに変わり、メインは毎月変わるシステムのようです。それにしても、どの料理も美味しくいただきました。
まとめ
食事が終わり、外を見るとよくある航空写真のような風景があたり一面広がっていました。
エバー航空のサービスは、自然な感じで気持ちが良いものでした。スカイトラックス社の最高のランク(5スター)に、認定されているエアラインというのもうなずけます。
座席や機内食、その他サービス全般を考えると、コスパが高くおススメできるエアラインです。